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不倫からの卒業*一日一初体験*

不倫から卒業するための試行錯誤の日々と徒然

不倫が始まったきっかけ②

この記事は前回の記事の続きです。

supplelife2525sunnyspot-warmth.hatenablog.com

 

仲間として認め合う。これだけで止まっていたら、何も問題なんかありませんでした。もしかしたら、今頃私は当時の営業所で引き続きバリバリと仕事をし、昇格していたかもしれません。

タラレバ娘かよ…!

 

2015年4月中旬。

研修は無事に終わり、また変りばえのしない日々を送っていました。そんな中、私の中で静かにソラさんへの信頼と尊敬が高まっていく一方、私自身は社員としての自分の仕事ぶりに無力感を深めていました。

 

職場の飲み会の日

ある日、営業所内の歓送迎会がありました。営業所の外でお店に行って開催することも多いのですが、この日はお酒やつまみを買いだして、営業所内での開催でした。

立食形式で色んな人と話しながらダラダラと飲むのですが、大人数の飲み会がゴキブリと同じくらい苦手な私には、死に値する苦痛な時間。

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居心地悪く、ふと周りを見まわした時ソラさんと目が合い、ソラさんが近くにやってきました。

『お疲れ様でーす。』

と形だけの乾杯をしたソラさんは、平常運転のテンションで何を話すわけでもなく、飲み会での雑談が苦手な私は、困ってしまいました。

困った末、お酒の場には似つかわしくない人事的な話をソラさんに振ったのです。

 

「ソラさん、聞いていいのかわからないけど、もう社内登用挑戦しないの?」

社員内では共有されている情報だったのですが、ソラさんは毎年ある社内登用に、もう次回は挑戦せず年末で退職する予定だと聞いていたのです。

『そうですね…』

「どうして?まだ年齢的にもチャレンジできるじゃない。私よりはるかに仕事できるのに。」

『ちょっとこっち来て…!』

腕をつかんでソラさんは私を別の部屋へ連れて行きました。

そりゃそうだ、社員以外知らない話を皆でガヤガヤ飲んでる席で振る私の幼稚さったらないわ…。

 

二人だけで話す

『ここならゆっくり話せますね』

ソラさんは私のぶしつけな問いに怒っている様子もなく、腹を割って話そうという様子でした。

 

ソラさんは、結婚しており一人お子さんもいました。

奥様からずっと早く正社員になってくれと言い続けられていて、前回の(私が受かったタイミングの)試験で受からなければ、正規雇用の仕事を探して転職する約束を奥様とされていたそうです。

営業所内ではかなりの柱的存在だったソラさんは、営業所次長に懇願されすぐの退職はせずに、今は転職先を探しながら今の営業所に残ってくれているとうい事情であることを話してくれました。

 

私は、自分の無力感にさいなまれる日々だったので、なんで試験に受かったのが私で、ソラさんみたいな人(私より余程仕事ができる気がしていた)が、自分の会社に受け入れられないのか、納得ができず悲しくなってしまいました。代われるものなら代わりたいと、心底思いました。

 

『何度もプロポーズしても振られているようなものだから、思い残す気持ちはあるけれど、これだけ、いらない、と言われ続けたら愛情も冷めてきましたよ。』

と、今の職場への愛着心は薄れてきて、転職することは納得しているかのような口ぶりでしたが、日々のソラさんの仕事ぶりを見ていたら、それが本心ではないのは一目瞭然でした。

自分の悩みとやるせない思いが相まり、お酒も入っていたせいか、あろうことか私は思わず泣いてしまったのです。

泣き上戸なわけではありません…

 

ソラさんはひどく驚いた様子でした。ソラさんは、基本的にドライで他人に心を開かないし、人の感情に寄り添いすぎてしまう事もないタイプ。

私は真逆で、人の感情に不必要に寄り添いすぎてもらってしまうタイプ。

それを、ソラさんは「ひどく優しい人」だとスーパーポジティブに受け止めたみたいでした。

 

会のお開きもあり、ソラさんとの話は半端なところで終わりました。

でも、公私の背景や悩みを吐き出したこの日、お互いに今までよりもう一段階心の距離は縮ましました。

 

つづく…。

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