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不倫からの卒業*一日一初体験*

不倫から卒業するための試行錯誤の日々と徒然

不倫が始まったきっかけ③

この記事は、前回の続きです。

最初から読んでくださる方はこちらから。

supplelife2525sunnyspot-warmth.hatenablog.com

 

2015年4月、異動して4ヶ月。

4月の下旬の飲み会で、お互いの事情を素直に打ち明け、かなり親しくなったかのようなソラさんと私でしたが、実際はそれほどでもなく…。

連絡先も知らないし、個人的に飲みに行くこともありませんでした。

前よりは出退勤時の挨拶に親しみがこもり、たまには軽口を叩き、休憩が重なれば多少は雑談したり。せいぜいそんなところ。

 

終業後に声をかけられ…

ある日、残業を終えて帰ろうとしていたらソラさんから声をかけられました。

『ハナさん、もう帰っちゃいます?』

「そのつもりだけど、どうかした?」

『ちょっとお話しませんか?』

「お話し?」

社員として、スタッフのメンバーを上手く統括できている自身が皆無だった私にとって、「一応」部下にあたるソラさんから、時間を取ってほしいと声をかけられたことは、嬉しいことでした。

「いいよ、どうしたの?」

『まぁまぁ、飲み物でも飲みながらゆっくり話しましょうよ』

いつも愛妻弁当と水筒持参で倹約家(というかお金がない)ソラさんにしては珍しく、自販機で2本買ったコーヒーを1本私に渡しながら、あまり人が来ない談話室に私を誘いました。

 

「で、話って?」

『なんもないですよ。ハナさんと話したいなと思って。』

「えぇ?」

『なんかないとダメでしたか?』

ソラさんはこういう女ったらしっぽい言い回しを、下心なく天然で使う仕様。

「いや、そんなことないけど、改まってなにか相談かと思ったから」

『特にないですよ。最近どうですか?』

「どうって?」

『色々です』

「質問がざっくりしてて答えにくい…w」

『ハナさんは質問してもいつも質問返しで答えが返ってきませんね』

「えぇ!?そう!?」

『そうですよ』

「いやいや、質問の仕方が悪いでしょwじゃぁソラさんは最近どうなのよ?w」

 

答えづらいでしょ?と言いたくて投げかけた問いでしたが、ソラさんはポツリポツリと身の上話と愚痴を話始めました。

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ソラさんのガス抜き

よくある、既婚男性の愚痴です。

嫁があほだ。会話が成り立たない。同じことを繰り返し話すばかりで、建設的に前向きな話ができないし、何が言いたいのか良くわからない。小学生みたいな会話ばかりで、知的な会話ができなくて家に帰るのが苦痛だ。

話がしたくないし、ストレスが半端ないから、ストレス解消に携帯ゲームに逃げ込んでしまって、家で仕事の計画などをしっかり練りたいのに、なんだかそれもなぁなぁになってしまっている。

そんな話でした。

あほじゃねーの?

全然見ず知らずのオトコの話なら、間違いなくこう思います。

そういうオンナを選んだのもソラさんだし、そういう嫁にさせてるのもソラさんだ

 

私は、元旦那があまりにも家庭運営に協力的ではなかった事で見切りをつけて離婚した人間なので、割とイライラしながらソラさんの話を聞いていました。

 

専業主婦の奥様は当時2歳のお子さんと家で缶詰状態。しかもソラさんは子供欲しさに結婚したが、奥様は子供嫌いで欲しくなかった方。その上ソラさんは非正規雇用で給与も多くはない中、一生懸命やりくりしている。

私からしたら、

ソラさんと結婚して子供を産んで家庭を守ってくれている奥様をもっと大事にしろや!(怒という感じでした。イライラ。

私はそのまま伝えましたし、女性側からしたらこうしてほしいと思う、ということも提案しました。

 

ソラさんも努力はしていた

ところがよくよく話を聞くと、私が思いつく程度の工夫は9割がたソラさんは実践済みでした。それに対しての奥様のリアクションが、非常識なぶっ飛んだ感じの内容ばかりで、同情の余地はそれなりにありました。

2時間も話し込んだ後には、「なんで結婚したの?そもそもw」という質問になり、終いには「なんだか大変そうだねぇ」という言葉しか私も出ませんでした…。

 

一度は結婚経験のある私です。他人の女性の前で、奥様を褒めちぎる殿方はそういないことも、外で奥様の愚痴をさんざん言っていたって、家でお尻に敷かれているのがなんだかんだ快適なのも知っています。

その分を倍にして差っ引いたとしたって、ソラさんの奥様はなかなか世間ズレしていてクレバーな方ではないし、人間関係の形成が極端に困難な方なんだということ。奥様方の血縁者が皆さんトラブルを抱えていて、支援が必要なことこそあれど、頼ることは許されない環境なのだということが、この日よく分かりました。

それでも、非正規雇用のまま出産に踏み切ったソラさん夫婦を、失礼極まりない話ですが、私は「破れ鍋に綴じ蓋」くらいに思って聞いていました。

だって、私なら絶対非正規の男性の結婚したくないし、したとしても子供を持つなんて、親からの援助でもない限り絶対しませんから…。

 

勘違い女

話始めて4時間以上が経ち、私の終電が迫りお開きに。

『前までは、Pちゃんというベテラン契約社員(退職済み)とこうしてたまにガス抜きをしていたけれど、久々にこういう話ができてすごくスッキリしました!また付き合ってください』と晴れやかな顔でいうソラさんを見て、私は「これも社員として、スタッフ皆が元気に働けるために必要なコミュニケーションなんだ!」と少しだけ誇らしく思ったのでした。

ちげーよ!頑張るところ。時間割くところ間違ってますから!!

嗚呼勘違い…!

今ならわかるんですけどね。既に社員としての道で迷子になっていた私には正確な判断力が備わっていなかったのです。

 

 

つづく…